9人が本棚に入れています
本棚に追加
カラント総督率いる軍艦は、クレオ女帝国の軍艦に性能の違いをまざまざと思い知らされていた!!
陽が堕ちてきて、今日の戦闘は終わりを迎える。
ミルサイユ王国の軍艦は、沖の方で明日に備えて休んでいました。
敵国のクレオ女帝国軍艦も、明日に備えて休息していたのである。
そして、暗闇から、朝の日差しが射してくる。
クレオ女帝国の軍艦から、攻めてくるのか?と思っていたが、動きが無い?!
「もしかして、何かを待っているのか?援軍かもしれない、、」
「そうでないようですよ、何隻かアマリ港に着けていますよ、総督、、」
「補給か?、、」、、見張り台から、、
「いやっ、上陸していた兵士を乗せています、総督、、」
「えっ!それじゃ、大都での戦闘は終わったのか?それとも別の作戦か?」
「いやぁ、良く分かりませんね、伝令を送ってみますか?総督、、」
「そうだな、、大都の戦況を調べてみようかな?」
「はい、分かりました、、早速、伝令を送ります、、」
「取り敢えず、、此処の戦闘は無いようだな、、」
「其れなら良いんですけど、、総督、」
カラント総督は、幹部クラスの隊員を集めていました。
「敵国の軍艦は、性能が段違いに上だ、しかし、方法次第で沈めることが出来るだろう、その方法を皆で考えてくれっ、」
「はい、分かりました、、総督、、」
隊員たちは、海図を広げて、それぞれに意見を交換しあっていた。
性能が違う軍艦に対抗するには、武器の改良が必須でありました。
カラント総督は、あと何年かすれば海上戦にもなるだろうと思っていた。
其れに対抗するには、ミルサイユ王国の軍艦も強くしないといけないと考えていました。
最初のコメントを投稿しよう!