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クレオ女帝国の宮殿では、、、
「コレがパニュエ王国から没収した古書ですが、パトラッシ女王様、、」
「それで肝心な物は、有ったのか?」
「はい、ございました、女王様、、」
「それなら良かった、、出来したぞ、ホン総督、、」
「其処に置いて行け、あとで博師に解読されてやろう、、」
「はい、パトラッシ女王様、、」
パトラッシ女王様が欲しがっていた物は、三種の神器を解説している古書でありました。
その古書は、アブラハル語で書かれているので、誰も解読不能と言われていたがハムル博師なら出来るであろうと?
それから、ハムル博師は、一月でアブラハル語の古書の消えかけていた図解を再現させていた。
再現した図解をパトラッシ女王様に見せていました。
「説明してくれるかな、、ハムル博師よ、、」
「はい、女王様、、」
三種の神器、、図解で説明、、
イヤリング、、(金銀の螺旋状のリング)、
首輪、、(大粒な真珠、黒、白)
腕輪、、(三つの宝石、赤、青、緑)
全部揃うと伝承では、それら三種がティアラに変形すると言われている。
異世界と制覇と言う言葉が出てくる。完全に読めないがたぶんそうであろうとハムル博師は理解していた。
腕輪は、旧ロマネル王国の王族に受け継げられていると即ちミルプランタ女王様である。
イヤリングは、旧エジプルシ帝国の王族に受け継げられていると即ちパトラッシ女王様である。
首輪は、太陽国の王族に受け継げられていると即ち貴賓皇后陛下である。
クレオ女帝国のパトラッシ女王様は、ミルサイユ王国に攻め入り伝説の腕輪を奪うことを画策していました。
その為には、敵を知り軍備を整えて行きます。
パニュエ王国とミルサイユ王国に密偵を送り込んでいました。
ログイエ帝国は、クレオ女帝国に見捨てられて援助を受けられなくなっていました。
裕福な権力者は、国民から見放されて行くのでありました!!
ミルプランタ女王様は、このままログイエ帝国が国民から見放され衰退して行くことを願っています。
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