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「うん、美味しい」
成紀さんが満足そうに微笑む。
和菓子フェスタを満喫した私たちは、いつものように食事を取ってから帰ることになった。
食事を終え、店を出た私を成紀さんが車の助手席に乗せてくれる。
私は昨日まで仕事だったこともあり、疲れて眠ってしまった。
「・・・・・奈・・・冬奈。冬奈の家に着いたよ」
「ん・・・」
私が寝ぼけていると、成紀さんが私に顔を近づけた。
「あんまり無防備だと襲うけどいいの?」
私はびっくりして目が一気に覚めてしまった。
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