それぞれの思い

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「ミール姉さん美しいなぁ♪」 「そこかい…」 フットがミールに見惚れるがチイチイが白鳥の姿も見ろやみたいに突っ込む。 「さて帰ろう、スイーツ城の皆も待たせているからね」 ノフィンはナリ坊を背負って言う。 そしてそして一行は城に帰る。 怪我をしていたトーマ、ナリ坊、ミールはのぞのぞとくるみんから手当てを受ける事に。 ミールは「大丈夫ですよ」と強がるが『怪我を放っておくと後が厄介だよ』とケンノエの説得の元手当てを受ける事になった。 「ミール様お久しぶりです」 「のぞのぞ、あの時から大分見違えましたね、まさか医務担当医になっているなんて思いもしませんでした」 「えへへ、これもミール様のおかげです」 のぞのぞは手当てしながらミールと会話。 ミールのまさかの褒め言葉にのぞのぞははにかみながら礼を言う。 それを見たフットはボソリと言った。 「良いなぁ僕ものぞのぞさんから手当て受けたかったよ…」 「ほなら怪我してみるか?」とチイチイ。 「勘弁してくださいよぉ」 とフットが言うと周囲が笑いで包まれた。 後々、城はあれから修復されていて皆城に入る事が出来るようになった。 なのでなので「フッカフカのベッドだぁ♪」とナリ坊は特に喜んだ。 「快適だ、久しぶりのベッドは違うな」とトーマも言っていた。 そして朝会ではノフィンの謝罪の言葉から。 「こうなったのは元は僕がスケジュールの管理を怠っていたからだ。だからだから、メイド隊と執事隊の諸君には申し訳ないと思っている…」 「ふわぁ…」とフットは欠伸。 勿論真面目に聞いている隊員はいなかった。 だがこれに懲りてスイーツ城は少しはマシになるだろう。
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