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「いい作戦。」ハリィが言う。
「まぁな。」ビリーが煙を吹かす。
「そう、チームあってのおれたちだから。」ガッツーゾがそう言うと、みんなが彼を見た。
「あなたからそんな言葉が出てくるなんて。」ジョリーが苦笑している。
「ビューティフルな夜です。」ヴォイスはヴァイオリンを奏でたいくらいだった。
「作戦にはうってつけの夜?」ハリィはそう言いながら準備をする。
「ラクダ一匹倒すのに、手間取るわけがない。」ビリーもタバコの火を消した。
「お前が邪魔をしなければな。」ガッツ―ゾがついそう言ってしまったので、みんなは黙り込んでしまう。夜は美しく、砂漠にはお月様が顔を出そうとしていた。
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