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アメリカから帰国してから
「直樹〜会いたかったよ〜アメリカの研究所ではね。初め日本人がリーダー?はあ?俺達の中から選ばなかった?俺達も頑張ってるのに……とかねとかねいろいろ言ってくる人がいたの〜。初めはね週末里奈ちゃんとマイケルと私の三人でお酒を飲みに行ってたの。でもねいつも帰りにはあの二人ラブラブで私は一人だったの〜」
「美紗子〜お酒飲んで来た〜。ちょっと玄関のドア閉めろっていきなりキスするなよ。誰かに見られたら恥ずかしいって〜おい〜」
直樹は美紗子の性格を思い出していた。
「そう言えば〜かっこいい美紗子だけじゃなかったんだった。たまに辛い事があるとお酒呑んで泣きじゃくる事もあったんだった」
「さあ、酔っ払ってるからとりあえずベットで寝ようか?よく頑張ったね。美紗子」
すると美紗子は「直樹!私は酔っ払ってない。直樹に酔ってるんだ!」
「はいはい恋愛ドラマで男が彼女さんに言う口説き文句ですね。本来なら僕のセリフだけどね」
「こっちこっちはい、ここがベットだよ。ふう〜やっと寝たかコートを脱がせてコートに除菌スプレーしてここに掛けてと」
「直樹〜吐きそう〜待って!掃除したばかりでカーペットも変えたばかりなんだから〜ベットの下に酔い袋備えておいて良かった〜。はいここに吐いて」
美紗子は直樹が用意してくれた酔い袋にゲェゲェと吐き出した。
「ありがとう。おやすみなさい。それから〜二週間休みもらったから〜」
直樹は「えっ?二週間って?ちょっと〜何で?美紗子?」
美紗子は直樹の腕の中で爆睡していた。
「全く〜二週間の休みって?聞きたかったな〜明日聞くか〜さてと僕は彼女の汚物を処理してソファーベットで寝るか〜こう言う時の為にソファーベットに変えておいて良かったよ。
家事の先生の アドバイスのおかげだよ。美紗子には内緒だけど家事の習い事は隣町の主夫の為の三箇条って名前の主夫になりたい人と今現在主夫の人限定のところなんだよね。美紗子には内緒だけど、陸と恭介も料理教室と家事教室で偶然二度会ったんだよね〜明日から美紗子と話が出来る。二週間も休みを取ったんだからきっと〜。
嫌待てよ?酔っ払ってるし、美紗子の夢の話かもな?ぬか喜びはいけないな。聞かなかった事にしよう」
直樹はそんな事を考えながらソファーベットでうとうとといつの間にか熟睡していた。
次の日美紗子に朝、予定表を渡された直樹は初めて美紗子に自分の意見をはっきり言うことになる。
そしてこの予定表がきっかけで美紗子と直樹は初めての喧嘩をする事になるのだが〜?
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