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直樹の帰宅
「美紗子〜ただいま〜美紗子〜怒ってる?美紗子〜おーい」
「うん?いい匂いビーフシチュー作ってくれたのか今は味が染みるように蓋をして余熱で中までじっくりと味を染み込ませてるってとこかな?ところで肝心の美紗子は〜?「美紗子〜ただいま〜」「おかえり、直樹〜美紗子さんみたいなしっかり者の未来の私の娘を泣かしたら許しませんよ!美紗子さん叱っておいたわよ」
「ごめんね直樹私が悪かった」
「嫌、俺の方が悪かったよ。ところで何で母さんがいるの?」
「直樹の御義母さんだけじゃないわよ。マイケル〜里奈ちゃ〜ん」
「直樹、これからこの料理を皆んなで食べてから行って欲しいところがあるの。じゃあ並べてくれる?そこのフランスパン悪いけど切ってお皿に並べてそこのチーズも挟んでね」ビーフシチューはもう一度火を入れてここでお皿に入れてから生クリームを垂らして私が運ぶわね」
「あっああ〜ありがとう。それじゃあ始める?」
「直樹まだ駄目よ。私のお母さんが来てないわ。妹夫婦はまだつわりが酷いから来られないけどね。それに直樹の弟さんも」
「えっ?祐樹も?」
「私はそれが一番の楽しみ。先輩のお陰でモデルの祐樹に会えるんですから〜ありがとうございます。先輩〜」
「里奈ちゃん、そこは俺のお陰だって俺の弟なんだから〜」
里奈は「それを言うなら祐樹さんを産んでくれた御母さんのお陰ですよね?木原さん産んだんですか?」
「美紗子〜助けてくれ〜」
「里奈ちゃん遊ぶのはそれくらいにしてあげて私の婚約者なんだから」
そんな会話をしていると玄関のインターフォンが鳴った「お母さんよ。祐樹だけど〜遅くなってごめんなさい」
直樹は「皆んなで何隠してるんだよ?」
祐樹と美紗子の母親は「それは秘密よ。里奈ちゃん里奈ちゃんのご両親も連れてきたわよ」
「ありがとうございます。助かります」
「お邪魔しますね。これから始めましょうか〜。ここで合同結婚式で、直樹達の思い出の場所での夜の披露宴」
直樹は「え〜今から結婚式?合同のって。皆んな仕事は?大丈夫なの?里奈ちゃんアメリカで式あげるんじゃなかったの?」
「式アメリカでもあげてきたわよ。木原さん呼ぶ事が出来なくてごめんなさい。だから日本でもあげる事にしたの」
「披露宴会場の予約の時間にはまだ時間があるからさあさあ皆んな座ってさあ里奈ちゃん達主役から一言どうぞ、いつのまにか直樹の母親のペースに巻き込まれていた」
直樹はとりあえずサプライズらしい状況の皆んなの顔を見ながら「今日はありがとうございます。これからもよろしくお願いします。では美紗子も」そう言われ美紗子里奈マイケルはマイクを渡していき一言づつ話をした。
そして「乾杯」この合図でベランダからサプライズゲストが入って来た。
「近藤さん寒いよ。はい、これ木原君君の退職金とこれから行って披露宴をやる会場のホテルのスイートルームを予約しておいたぞ最上階のね。さあ皆んなで食べて飲んで出かけよう」
社長もサプライズの一員か〜?
集まってくれた人達は僕達と一緒に会話と食事を楽しんでいたそして、集まってくれた人達と一緒に僕達は披露宴会場に向かった。
「社長までサプライズの一員にするとは〜恐るべし美紗子」
直樹の驚きはこれからが本番だった.
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