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人生には、どうしようもないことがある
どんなに頑張っても
どんなに願っても
泣き叫んで、頼んでも
もう、どうしようもない
それは、死ぬということ
必ず、みんなが、死んでしまうということ
どんなに愛している人も
いずれ必ず死んで
私の前から、いなくなってしまう
悲しくて
どうしようもなくて
夜空の星を見上げる
涙が流れないように、星を見上げる
なんて歌があるけれど
星を見上げても、涙は
とめどなく流れる
それでも
見上げる星は、綺麗に光って
遠くで遠くで
輝いている
逝ってしまった、愛する人のように
私も、またいつか
遠くで、輝く星になり
誰かを、見守り続けるのだろう
了
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