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小学生の二年生と言っていたか、正確な時期は忘れてしまったが、その幼馴染の女の子と二人で、山の中で遊んでいたらしい。
そこに石塔の様な石があり、そこにはいつも枯れた花が差してある酒のカップみたいなモノが置いてあり、二人はその石塔を押したら倒れるかと二人で後ろから押していたらしい。
と、言っても小学生の力でなかなか倒れる様なモノでもなく、いつもびくともしない石塔を悪気も無く、押していたという。
しかし、その日は「二人で押したら倒れるかも」と言い出して、二人でその石塔を後ろから押したそうだ。
するとその石塔は見事に倒れ、二つに割れてしまったという。
割れてしまった石塔を見て、二人は急に罪悪感を覚えて、走って山を下りたという。
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