ヒカリ

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「イベントが続いてうねめ小町は引っ張りだこで、なかなか会うことが出来なかったからレストランで食事をする約束をしたんだ。でも待ち合わせた時間になっても来なくて、電話しても繋がらなくて、何かあったんじゃないか。心配になってアパートに行ったんだ。チャイムを三回鳴らしても返答がないから鍵を開けて中に入った。そしたら、裸で幸予が田母神さんの上に乗ってて、田母神さんも裸で……二人は……セックスをしていた。幸予は僕に気付くと悪びれることなくニヤリと笑っていた」 「ヒカリ、悪いことは言わないから幸予と別れなさい」 ヒカリはがっくりと肩を落とすと力なく頷いた。
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