24人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
第20話までの第1期も終わりを迎え、次は2次予選、3次予選へと向かう第2期!
ここではこれまでの話の簡単なおさらいと、第2期の注目ポイントをしっかりと抑えていくぞ!
***
《第0話》
アレキス18歳。完全な若造だ。
超能力を持たず、最強の騎士になる、という夢に近い目標を持っていた。
騎士団パーティ【大海原の騎士】に見習いとして所属するも、リーダーのルーク・スチールから無能と言われ追放。
しかしその思いは強く、かつてニューグルト研修留学で親交を深めたゼロックスと再会。
騎士になるため、超能力を覚醒させるための訓練が始まる。
***
《第1話》
あれから6年が過ぎて24歳。
アレキスはまたニューグルトの街にやってきていた。
その目的は『バトルロイヤル』──最強の騎士を決めるための大会だ。
しかし、宿屋はひとり部屋を予約していたのに、なぜか美女とルームメイトになり、女性慣れしていないアレキスは戸惑ってしまう。
***
《第2話》
美女がルームメイトになったかと思えば、今度は美少女エルフ!
アレキスの泊まる【宿屋エルフ亭】のメインシェフであるリリーは、どうやら同じ故郷サーセイ出身で、アレキスのことが大好きな模様。可愛いエルフの女の子に、またもアレキスは戸惑うものの、美味しい料理とお酒で気分上々。
アレキスにメロメロ状態のリリー。
その様子をセレナは冷たい目で見ていた。
***
《第3話》
なんとかセレナに理解してもらえた矢先、アレキスが騎士団ギルドへと出発。
そんな中、最強の騎士との呼び声が高いエイデン・シューティングスターも、この『バトルロイヤル』のためにギルドから依頼を受けていた。
***
《第4話》
シューティングスターはオークと戦い、その強さで圧倒。
襲われそうになっていた男性も救うものの、オークの神官であるブラッドが現れる。
ブラッドは普通のオークとは違ってカエルム語を話せ、知能が格段に高いことがわかった。
シューティングスターはブラッドに逃げられてしまう。
一方でアレキスはギルドに到着。
周囲の騎士たちにナメられていたところで、彼が数少ない優秀なSランク騎士であることがわかる。
***
《第5話》
ギルドから出てダークエルフのデスペラード将軍討伐に向かおうとしているアレキス。
そんなときにセレナが中年騎士に胸をつかまれてしまう。
レベルの違うアレキスは、冷静な一撃でそいつを倒すのだった。
***
《第6話》
闇の森に入り、デスペラード将軍を探すアレキスとセレナ。
しかし将軍はふたりを待っていたかのように、悠々とした表情で現れる。
騎士団ギルドにはアレキスの師匠であるゼロックスが来ていた。
その目的はなんと、アレキス。
アレキスの熱い戦いの行方はいかに!
***
《第7話》
アレキスとデスペラード将軍との戦いは激しく始まる。
最悪なことに、デスペラード将軍も超能力を持っていて、アレキスが体内で生成したエネルギーを消費すると、その倍の量の消費を追加で与える、という、まさにアレキス殺しなものであった。
その能力の相性の悪さを知っているゼロックス。
すぐにアレキスのもとに駆けつけるのだった。
***
《第8話》
ゼロックスの威力ある雷の攻撃で、アレキスとセレナは救われる。
命乞いをする将軍だったが、ゼロックスはトドメを刺そうとしていた。
しかし、セレナのひとことで取り逃がしてしまう。
一方で宿屋には疾風の騎士トルネードと、灼熱の騎士フレイムがチェックイン済みであった。
最後まで諦めずに、セレナを守ろうとしたアレキス。
結局は負けてしまったものの、セレナの心はアレキスに惹かれていっていた。
***
《第9話》
なんとか回復したアレキス。
リリーの近すぎるアレキスとの距離に、セレナは嫉妬を覚えてしまう。
そして遂に、アレキスも他のSランク騎士であるフレイムと会い、熱い握手を交わすのだった。
***
《第10話》
疾風の騎士トルネードと灼熱の騎士フレイムは同じふたり部屋。
それなのに相性は最悪だ。
トルネードはフレイムを軽蔑していた。
一方で食堂にはゼロックスが現れて注目の的に──アレキスと本番に向けて話し合う。
そのあと、アレキスは睡眠のために部屋に直行し、使い過ぎたエネルギーを回復させようとするのだった。
***
《第11話》
会場である【アルファポリス闘技場】には大勢の観客が集まり、騎士たちの戦いを今か今かと楽しみにしていた。
スタッフから1次予選の説明を受ける騎士たち。
しかし敵については詳しい説明がなく、どんなものかと想像をかき立たせる。
***
《第12話》
1次予選でのヴィランはゴーレムだった。
大量のゴーレムに騎士たちは動揺するも、持ち前の超能力で次々と倒していく。
灼熱の騎士フレイムは、自分の炎がストーンゴーレムに通用していないことに衝撃を受け、自信を一気に失うのだった。
***
《第13話》
メンタルがやられ放心状態のフレイムに、元気づける言葉を送ったのはアレキスだった。
彼の言葉が、フレイムの眠っていた過去を呼び覚ます。
フレイムは過去、アレキスと同じように騎士団パーティから追放されていた。
とはいえ、その追放はアレキスの場合と違い、ここにいては成長できないと思う、というフレイムの超能力を強化させるための応援の追放であった。
かつてのリーダーからの言葉を鮮明に思い出し、フレイムの熱い炎が再び燃え始める。
***
《第14話》
フレイムは自信をなんとか取り戻し、やっと普通に戦えるようになってきた。
アレキスも他人のことばかりではなく、そろそろ自分のことも考えなくてはならない。
ひとりで戦場をかけるアレキス。
そこにひとりの美人騎士、エリザベス・アロマが現れる。
彼女は自分の超能力でアレキスを惚れさせようと試みるが、トルネードと同様、彼にも彼女の攻撃がほとんど効かなかった。
勝ちへの執着によって、アレキスは美女の誘惑に打ち勝つのだった。
***
《第15話》
アレキスの前に現れたのは、この1次予選で最高難易度であるダイヤモンドゴーレムだった。
その圧倒的な強さに、多くの騎士が敗北している。
そんなダイヤモンドゴーレムに、勢いよく突っ込んでいくアレキス。
しかしそこには戦略があった。
ダイヤモンドの構造は理解していなかったものの、上手くダイヤモンドの弱点をついて粉々に粉砕するのだった。
***
《第16話》
ダイヤモンドゴーレムを倒し、1位通過も期待したいほどの高得点を稼いだアレキス。
いよいよ結果が発表される。
300名の通過者の中、トップ10は名前を呼ばれて称えられるようだった。
そうして10位にフレイムが入るも、なんと予想外なことに優勝候補のシューティングスターが7位と出遅れる。
4位は疾風の騎士クリス・トルネードだった。
***
《第17話》
1位通過しか眼中になかったトルネードにとって、4位通過は何よりもショックだった。
感情的になり竜巻を起こすも、アロマの挑発で一気に冷め、なんとか収まった。
アレキスは上々の3位。
2位は闇の騎士で、SSランクのひとりであるイーストン・ダークネス。
そして1位は、ダークホース、剣の騎士マーク・セイバーという結果で終わった。
***
《第18話》
2次予選は1週間後であり、形式は海戦になると伝えられ、多くの騎士は動揺する。
超能力次第で、得意不得意が分かれてしまうからだ。
チームの発表は明日と言われ、とりあえず騎士たちは宿屋へと戻る。
***
《第19話》
新しくマーク・セイバーとも友人となり、アレキス、セイバー、フレイム、ゼロックス、セロナの5人は、1階の酒場でゆっくりと酒を飲んでいた。
大変だった1次予選。
その戦いぶりと戦略、反省点について、それぞれの意見が飛び交う。
***
《第20話》
トルネードも含め、4人のSランク騎士たちで明日、デスペラード討伐に向かうことが決まると、それぞれが休息のために部屋に戻っていった。
アレキスとセレナはそれぞれのベッドに横になりながら、思いを打ち明けていく。
セレナの強い騎士への思いを受け取り、希望を与えたアレキス。
しかし、最後に彼は肝心な言葉を聞き逃していた。
***
第2期では、さらに豊富なキャラクター、これまでのキャラの深堀り、さらに過酷になる白熱バトル……とにかく見どころ満載!
ここまで読んでくれたみんな、ありがとう!
でもこんなところで、諦めるような読者ではないはず! まだまだ、アレキスたち騎士の物語は続いていく!!
最初のコメントを投稿しよう!