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この世界には『魔法』というのが存在し、魔法が使える者・剣士・武術を嗜む者などを皆まとめて『魔導師』と呼ぶ。
いつの日か国が魔導師達を育てる施設を作った。それが『魔法学校』だ。
しかし、全ての魔導師が魔法学校を卒業できるわけではない…。中には、魔法や剣等の武術が未熟な者達もいるのだが、彼らは国から
『出来損ない、落ちこぼれ、必要ない、いらない』
といわれ学校を強制的に辞めさせられるだけでなく、
『魔導師』としての資格も剥奪される。
そんな彼らを周りは『嗤い、蔑み、迫害、差別』するのだ。
かつての僕もその1人だった…。
これは僕『ロイ』の昔の話。
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