頼り

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頼り

私のことはどうでも良くて、一日一人でいるのも普通だ。 親なんて信頼してないし、担任もそこまで頼れない。 頼れなくしたのは小6の頃の担任だ。 いじめみたいなくだらないことやめちゃえばみんな幸せになれるのに。 私はずっとそう思っていた。 くだらないことに足を踏み込ませたバカがいて、でも、それに引っ張られちゃう私もいて。どうすればいいのか分かんなくなっちゃって。 いじめなんてと思うかもしれない。けどそれで命を落とす人もいる。 私は頑張って生きてきただけなのに。 小6の頃の担任はいじめがあったのを知ってて、でもいじめっ子を優遇してたから私は救われなかった。 努力もしたのに、全部否定された。 あぁ、認めてくれる人なんていないんだって絶望すら覚えた。 私は愛されたかっただけなのに。 好きな人もいたよ、その人を頼りにしてもやっぱり私以外のほうが大事で。 そりゃそうだよね7人くらい彼女がいればね。 そこで人を頼るのが怖くなった。
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