真実を映し出す水晶玉

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「カウンターでいいですか?」 と女性店員さんから聞かれた僕が、 「はい、いいですよ!」 と答えると、女性店員さんがカウンターの席に案内してくれた。 店内はこじんまりとした少しお洒落な雰囲気で、カウンター6席と4人で座れるボックス席が2つあった。 「唯織と言います。  よろしくお願いします。  お飲みものは何にされますか?」 と唯織さんから聞かれた僕は、 「焼酎お願いします。」 と答えた。 唯織さんがコップを1つ持ってきたので、 「唯織さんも飲んでください。」 と僕はお酒をすすめた。 「ありがとうございます。  私も同じものをいただきます。」 と言って唯織さんはコップをもう1つ持ってきて、 「割物はどうしますか?」 と聞いてきたので僕は、 「水割りでお願いします。」 と答えた。
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