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陽子が、珍しく酔っぱらって店に来た。悪酔いしているらしく、気持ち悪そうだ。
仁は、大丈夫か? と声を掛け急いでウーロン茶を持って行った。
何か嫌なことでもあったのだろう。
陽子は、ひどく落ち込んでいた。仁は、心配した。そのうち、陽子が帰ると言って立ち上がった。体は、フラフラだ。
その様子を見て、仁は、心配した。深夜、フラフラ歩いている女がいたら、男に強姦されるかもしれない。そう考えるといてもたってもいられなくなった。
仁は、ガラガラの店内を見て店を閉めて陽子を送って行こうと思った。どうせ店を開けていても雪も降っているし、お客はこない。
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