18人が本棚に入れています
本棚に追加
仁は、陽子を護りながら送って行った。仁は、これは陽子とやれる大きなチャンスじゃないかと思った。仁は、陽子にできるだけ親切にした。下心が分からないように隠した。
二人は、雪の降る夜、人のいない町を歩いた。陽子のアパートに着いた。陽子は、入って休んでから帰りなさい、と言った。仁は、頷いて陽子のあとから部屋に入った。
部屋は、掃除してあり、片付いていた。1LDKの広さだ。陽子は、寒いと言ってエアコンを点けた。テレビの前に3人掛けのソファがあった。
そこに仁は、座った。陽子は、ダウンジャケットを脱ぎ、キッチンに行った。熱いお茶を入れて、仁に持ってきてくれた。陽子の悪酔いは、治まったようだ。
最初のコメントを投稿しよう!