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しかし、仁は、ここに居ると危険だ、と思った。なんかムラムラしていた。理性を失って、陽子に飛びかかる場面がよぎった。危ない。
仁は、偉大な男になるんだ、金持ちになるんだ、という大きな目標を思い出して、お礼を言って帰ることにした。
しかし、陽子は、お風呂に入って暖かくしてから帰りなさい、と言った。
仁は、強く言われて、圧倒された。それで、帰ると言い出せなかった。黙って陽子の言う通りにした。
陽子は、テーブルにコーヒーを載せた。そして、仁の隣りのソファに座った。
仁は、距離が縮まって、心拍数があがった。
陽子は、コーヒーを飲みながら、恋人は、いるか? キスした経験はあるか? なんていろいろ質問した。
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