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  陽子は、悔しくなってがまんならずに店を出た。ビールと焼酎を飲んだ。気持ちが悪くなり、酔いざましに仁の喫茶店に入った。 とにかく、ムシャクシャしていた。  陽子は、あの夜、軽い気持ちで仁を誘惑した。仁は、親戚の女なんて相手にしないと思っていた。 しかし、仁は誘いに乗ってきた。若い男だから性欲に悩んでいたのだろう。  陽子は、こんなことをしちゃいけない、と思った。しかし、一緒お風呂に入り、体が触れ合う度にやりたい気が膨らんだ。お風呂を出た時は、性欲があふれていた。  ベッドに行ってから仁の若い体に触れた。今、付き合っている城内とは違っていた。仁は、初体験だ。陽子は、自分が最初の女になると思うと興奮した。
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