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仁は、それでもオナニーした。何か嫌なことがあると、それを忘れるためにオナニーした。オナニーして現実から逃げた。本当は、女とやりたかった。
オナニーするより、女の性器に射精した方が気持ちいいと思った。いい女が欲しかった。きれいな女は、いっばいいる。しかし、女は金がかかる。
いい女と付き合うには、とても金がかかる。ドライブに誘うにしても車が必要だ。仁は、車は持っていなかった。仁は、口下手で面白おかしく話をするなんて、絶対無理だ。
仁は、女はいなかった。カップルを見ると嫉妬した。劣等感も感じた。漠然とした焦りもあった。一般的な人生のルートからすれば、恋人をつくり結婚して子供を儲け家庭を築く。
その最初の恋人をつくるが、できていない。それに対する焦りだ。
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