甘く蕩けるような愛で

「ぴんくのぷっくりした果実も美味そう」
「んっ…」

両手を掴まれあっさり退けられ胸を見つめられ、恥ずかしさに逃げたくなる。だが貴也も服を脱いでゆきお互いの裸を初めて見る。腹筋も割れていて男らしい体つきで、今からこの体に抱かれるんだと思うと蜜が溢れて止まらない。

「優しくしたいが出来る気がしない」
「良い。良いから激しく抱いて俺をあんたのだって思い知らせてほしい」

膝を抱えて秘肛を指で広げれば、貴也の淫茎は俺の秘肛に数回擦り付けられたかと思えば一気に奥まで貫いてきた。

「んぁぁぁああ！！！」
「あぁ…やっと俺の所に来てくれた…」
「んうぅ！奥っ！奥凄いぃいいい！！！」

ごちゅごちゅと激しく子部屋の入口を突き上げられ、気持ち良くてシーツを握りながら快楽に溺れてゆく。将臣とのセックスも気持ち良かったが、貴也とのは別格ですぐ意識が飛びそうになる。

ベッドは激しく軋み、じゅぼじゅぼと音を立てながら貴也は俺に腰を打付ける。気持ち良さそうでもあり愛おしいものを見るかのように見てきて、俺は愛のあるセックスはこんなに気持ちいいものなのかと思った。

「やめっ、なんかクる！クるから待って！！」
「待てるわけないだろ…！」
「やだやだやだやだやだやだぁぁあ！！！！」

大きく体が跳ね、体がベッドに沈めば俺はガクガク震えながら口の端からヨダレが流れ落ちる。なんだコレなんだコレなんだコレ…頭が真っ白で何も考えられない…