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それでも可愛くない私
2年前妻子を失った
私の子どもは可愛くない
よく子どもは親に似てるというが、私の子どもは可愛くない
たいして似ているとも思わなかった
葬儀費用を出してもらった
こんな可愛くない母親と子どもに金を借りてでも払わなくてはならないのかと私は泣いた
「生き返ってくれ〜頼むよ〜!!」
準備不足で葬儀屋が到着したが仏壇と墓の一式を持って来ただけで妻子の遺体は各部屋に残ったままで葬儀屋は帰ってしまった
葬儀屋は兄と話していたが私とは会話もしなかった
掃除をしに猿が来た
猿はロボだ、中国語で私の中では
猿に気づく前に皆、私も葬儀屋も兄も猿に殺された
何日何時間経ったかわからない
起き上がったここにいる私はいったい誰なんだろう
動かないあの人達は一体
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