田んぼに車が突っ込んだ

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初めての小説です グダグダですみません 時間があるときにかきますm(__)m 誤字脱字すみません それでも良ければどうぞ 働くということ、それは何気ない一言だが深く重い。 子供の頃学校行事で職場体験学習なるものがあったのだが、あれは社会を知る第一段階にすぎない。 子供の頃は良かった。何も考えずゲームしたり友達と遊んだりと今に比べれば天と地の差がある。 今は違う。上司からは平然とパワハラを受け、人事にも退職の思いを伝えたのだがなぜか続いている今日この頃………意味不明である。 そんな毎日をおくってるのが僕、佐野健人なのだ。 21才 社畜 そんな称号しかない男である 「おせーよ、邪魔しにきてんのかよ」 今日もうるせーなーと、思いながら受け流す もはや受け流すのは達人の領域に片足踏み込んでいた。 「すみません……」 一応元気の無さそうに返事をしておく いや元気はない、空元気だ。 「あんなに言うことねーじゃん」 少しはなれたところでなかのいい同僚に愚痴る 「無理すんなよ、ほどほどにな」 同僚の名は佐久間。 気のいいやつで割り切りが非常にうまい。 アニメが好きでよくイベントにいっている 僕もアニメ好きなので話がよく合うのだ 「そーは言ってもよー、人事に掛け合ってもまるで相手にされねーんだよなー」 「まぁ世の中そんなもんよ」 佐久間は僕よりも歳上で年齢も一回りくらい離れているため、社会と言うものがどういうものかよく知っている。 お互いタメ語で話すな仲だ 「まぁ来てやってるだけ有難いと思え精神でいきますわ」 本音を、言うとそれしか考えられなくなるためやめた。 午前中はなんやかんや、そんな感じで終わるのだった。 昼食休憩をはさんだ後、午後の作業再開。 ちなみに僕が所属しているのは工場だ。 面白みにかける仕事なのだが、そこはまだいい。 楽しい仕事なんてないしね 人が終わってる、ただそれだけで辞める理由にしては十分だろう。 ちなみに、僕に毎度暴言を吐くのは主任の菊村だ。 菊村はことあるごとに怒鳴り散らすので、かなり参ってしまう。 佐久間は割りきって、「あの人はそうだよ、自分一番、自分中心で相手もわかっていると思ってやってるからね。」 気苦労が耐えないわけだ 流石人生の先輩である 午後は後半戦になるのでいくらかましである。 定時であがれるのが六割 残業になってしまうのが四割 体感そんな気がしていた。 のらりくらりかわしていくのも一苦労なのである。 菊村が帰り支度をしている それは天使の福音に他ならない 歓喜 それは言葉で表すのは簡単だが、本当に歓喜の叫びをあげるなら今だろう。 「うおおおおおー」 自分の内なる獣が咆哮する 勝利の瞬間である どうやら今日は定時上がりらしい 「早く帰ろう」 片付けを終え帰宅。佐久間と駐車場まで歩く 車に乗る帰宅。 そして幸せを、かみしめる 最近は某コロナウイルス関係で仕事が少ないらしい。 早めに見つけなければと思い探す スーパーなんてどうだろう? 今の仕事に比べれば天国である 「適当に探すなんて甘い考えはやめなきゃな」 仕事につければいいってもんじゃない。 自分に合った職+長続きしそうな職を自分で見つけなければならんのだ。 ゲームの主人公のように村人助けて勇者になりました、では現実ではないのだ。 諦めてここを小言を言われ続けるか、一念発起してどこか別の会社で働くかそれしかないのだ。 「お疲れ」 「お疲れ様」 他愛ない挨拶を交わし帰り支度をする 車に乗ってしばらく行ってふとある考えがよぎった 「今日はつかれたし、近道して帰ろう」 獣道をギリギリ車で通って行く 「ほんとにこっちだっけ?」 いつもならとっくに着いているはずなのになぜか着かない 夜道だったこともあり視界が昼間と違うため迷ってしまったのかと思った。 その時だった。キーンと甲高い音が聞こえた。 「何だ?どうなってんだ!?」 不気味に感じ早く立ち去ろうとした時左後方のタイヤに異変を感じた サイドミラーでみたとき何者かが投げた鋭利なものがタイヤの側面に刺さっていた 「クソッッ!!」 たちまち動かなくなる車それと同時に恐怖が俺に降り注いだ 「殺される」 俺はライターをとっさにとりあかりがわりにして獣道を降りていった
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