序章 私は先生のためだったら、悪女にだってなれる

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序章 私は先生のためだったら、悪女にだってなれる

 高級ホテルの一室で、私は人生最高の幸せを、今日も彼から教わっている。 「んっ……」 「流花、気持ちいい?」 「気持ちいい……だから……もっと、教えて……」 「いいよ」  今日も私と彼は、彼の小さな部屋の布団で混じり合う。  私は淫らに腰を振りながら、彼の全てを受け入れる。  彼は、私にイケナイことを教え込む。  だって彼は、私の先生なのだから。  「好き……愛してる……愛してるの……」 「ああ……俺もだよ……流花……」  私は、本当の愛を彼に囁く。  彼は、嘘の愛を私に注いでいく。 「先生……早く先生の赤ちゃん産みたい……」 「ああ、俺も早く見たいよ、お前との子」  そう言いながら、彼は私に命の源を注ぐために、私の中をびしゃびしゃにしていく。
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