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その日の夜、雪子はテレビを見ながら夕食を終え、
後片付けをしている最中だった。
すると、またスマホにメッセージが届いた。
見ると息子の和真からだったので、
雪子は慌ててメッセージを開いた。
【明日、そっち方面に出張だから、ちょっと寄っていい? 夜ご飯食べて帰るからよろしく!】
雪子はそれを見て、嬉しくて思わずぴょんと飛び跳ねた。
和真が帰って来る!
最近忙しい日が続いていたらしく、
ここ最近は実家に戻っていなかった。
明日は日帰りのようだが、
それでも顔を見られるだけで嬉しかった。
【了解! 美味しい物いっぱい作って待ってるね!】
雪子はそう返信した。
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