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そしてそしてそのタイミングでお下げのメイドと眼鏡をかけたメイドが戻って来た。
「華の乙女である私にまで牛小屋の掃除をさせるなんてどうかしてるわ」
「仕方ないですよカマンお姉様」
ポーネとカマン。
二人合わせてポーカマである。
そしてチイチイとシュカシュカが見知らぬ少女を巡って対立していた。
「シュカシュカ、あかんよ悪い子は置いとく事は出来んのんよ」
「駄目ですぅノーナちゃんはシュカシュカが更生させるですぅ!」
そしてポーネはノーナを見て言った。
「あの子見覚えがあるわ!いつもカースマルツから激しく何か言われてた子よ!」
「あら私は見た事ないわ」
ポーネは知っているがカマンは知らない。
「とにかくとにかく、この子は向こうに返「待ってくださいよチイチイママ!」
チイチイがノーナを送り返そうとするのをポーネが待ったする。
「なになに?あんさんらもシュカシュカの味方かぁ?」
チイチイはヒスりかかっている。
(ちょっとポーネチイチイがヒスりかかってるよ反抗しない方が良いんじゃ…)
「その時は抵抗するまでですわカマンお姉様、フロマージュ王国の者が怯えててどうしますか!」
ポーネは武士道に近いフロマ道を見せていた。
「面白いでは無いですかチイチイママ、ノーナをシュカシュカに任せても!ねえシュカシュカ!」
「そうですぅノーナちゃんは立派なメイドさんにするですぅ!」
ポーネの言葉にシュカシュカも意地を見せる。
「もう勝手にし!」
チイチイは不貞腐れていたが一応仮入隊は許してあげた。
「うわあいありがとうございますぅやったねノーナちゃん!」
「うわあいノーナ働いても良いんですね!」
喜ぶシュカシュカとノーナ。
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