真面目なのは駄目な事?

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ブチイッ! スクエはノーナを救い出そうと必死に重心をかけるとロープは何の奇跡か、引きちぎられた。 そしてそしてスクエは着地し教師に向かう。 「ノーナちゃんに手を出さないでクリスタルキーーック!!」 スクエの足は水晶のようになりその蹴りが教師に放たれ教師はぶっ飛ばされる。 「ぐあっ!畜生貴様教師に手を出したな!」 教師は殺気を(あらわ)にして構える。 するとすると竹刀は暗黒の剣に変わる。 「ノーナちゃん下がってて!」 スクエはノーナを下がらせる。 「どりゃーーーっ!!」 教師が斬りかかる。ノーナはビビるがスクエは動じずその姿はまるで女騎士である。 「私は私はもう恐れない!エクスカリバー!!」 スクエはエクスカリバーを出現させそれを力強く握った。 教師の暗黒の剣がエクスカリバーにぶち当たる。 「貴様…教師に手を出してタダで済むとおもうなよ?」 「私は散々真面目にやって教師(あなた)達の言う事を聞いてきた、しかししかしもう沢山だそりゃー!!」 スクエはエクスカリバーで教師を押し返した。 「ノーナちゃん!」 スクエがガシリとノーナの手首を握る。 そして部屋から勢いよく飛び出す。 「逃がさねえ!!」 教師は二人を追いかける。 逃げる逃げるどこまでも………。 しかししかしノーナがバランスを崩し地面に転がってしまう。 「きゃあ!」 そこでスクエは立ちとまりノーナの元に引き返す。 「ノーナちゃん大丈夫!?」 そしてそしてすぐ後ろには教師が暗黒剣で振りかぶる姿が。 「教師に逆らってタダで済むと思うなよ!!」 そしてそして教師は勢いよく暗黒剣を振り下ろした。
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