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そこでそこでチイチイがやって来た。
そしてこう言うのだ。
「良いやんか飼ってあげても」
「チイチイ君正気かね!?」
ノフィンがギョッとする。
シュカシュカの表情はパッと明るくなる。
「ありがとうございますチイチイママ!」
とそしてこう言うのだ。
「僕は認めないぞ!こんな汚らしい犬をこの清潔で高貴なスイーツ城に置くなど!美しいもの以外僕は認めない「頭を冷やせーこのスカタン!!」
ノフィンがチイチイにぶっ飛ばされる。
「痛てて……わかったチイチイママに免じて許可しようしかししかし、ノーシュカだけで飼うのだ」
「えっ!?私まで??」
「嫌なんですか?」
思わず声に出してしまうノーナにシュカシュカが上目遣いで聞いてきた。
「嫌…じゃありませんが……」
ノーナは目のやり場に困ってしまい目を泳がせながら同意する。
「まあこれもメイド隊員の教育の一環や飼うからには大事にせなあかんで」
チイチイが腕を組みながら言う。
「良かったですねぇセイエ♪」
「わんっ♪」
シュカシュカは喜びながらセイエと目を合わせる。
そうそうシュカシュカはミドゲコ犬にセイエと名付けていた。
「セイエちゃんおいでおいで♪」
シュカシュカはセイエと遊びまくる。
「さあノーナちゃんも」シュカシュカはこうノーナにも促す。
(えーやだなぁ…)と思いながらも「おいでー」と棒読みでセイエを誘う。
セイエはパタパタと歩いていきノーナに添う。
するとノーナのセイエに対する思いが変わった。
(可愛いかもこの子……)そしてこう思うのだ。
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