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ノフィンは美術的センスのあるお部屋で優雅な一時を過ごす。
コンコンとノックがしのぞのぞがノフィンに紅茶を持ってきてくれた。
「お待たせしました」
「ありがとうのぞのぞ君」
ノフィンはのぞのぞから紅茶を受け取りそれを優雅にすする。
「清楚なのぞのぞ君に上品な紅茶の口当たり。そしてそしてスイーツ城から覗ける街の平和な様子を見る。まさにまさに優雅なひとときでは無いか「待ちなさーい!」
優雅なひとときを過ごしている途中で少女の無邪気な叫び声が轟く。
「あ、あれ?」
ノフィンは調子が狂ってしまう。
「セイエったら待ちなさーい!!」
「セイエ待って〜!」
ノーシュカが走り回るセイエを追いかけている。
それはノフィンのいる部屋まで。
「ノーシュカちゃん何してるんですか!?」
ノフィのぞを取り囲んでノーシュカがぐるぐると走り回るセイエを追いかけている。
その周りに埃が舞い何周か周った後セイエがダッと部屋から出てノーシュカが後を追いかける。
「あーくっそ優雅なひとときが台無しだー!!」
ノフィンが騒ぎだした。
「私があの子達を追いかけます!これ待ちなさいノーシュカ!」
のぞのぞまでも騒ぎを止めようとノーシュカを追いかける。
「紅茶に埃がそれとそれと犬の毛まで入ってるじゃないかあぁもう!」
ノフィンは乱暴に紅茶の入ったコップを投げた。
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