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そしてそして医務室に来たチイチイ弟とノーナだがそこにはまりりんがいた。
「え………のぞのぞちゃんは……」
少々固まってチイチイ弟が聞く。
「何?私じゃご不満かしら?」
「いえそう言うわけでは……」
まりりんの少々棘のある言い方にチイチイ弟は答えを否定する。
「のぞのぞはお休みよ。あの子体があまり丈夫じゃないから結構休むのよね」
「そうなんですか……」
まりりんがチイチイ弟を手当てしながら言う。
「全くどうしてどうしてあの子ばっかり」
まりりんが愚痴り包帯をギュッと縛るがチイチイ弟は「痛っまりりんさん強すぎですって!」と言う。
「あらごめんなさいねおほほ」
まりりんはそう笑う。
「のぞのぞて誰?」とノーナが聞く。
「のぞのぞねうちの隊員よ近々メイド長に昇格するの。あの子昔はいじめられっ子の弱虫さんだったのに人ってどうなるかわからないね」
とまりりんが言った。
「いじめられっ子だったんだ。今はいじめられてないの?」
「いじめられてるどころかすっかりアイドルよ」
まりりんはちょっと嫉妬しているような口調で言う。
「チイチイ弟お兄ちゃんはいじめられっ子はどこに行ってもいじめられっ子って…」
とノーナは言った。
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