プロローグ

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そしてそして学校では反スイーツ王国教育を施される。 「スイーツ王国は悪い国です。我が国から色々なものを奪いました。ノーナはスイーツ王国を滅ぼして奪われたものを取り戻したいです」 パチパチパチ…♪ 生徒達から拍手が送られる。 「良い作文ですねノーナちゃん後で先生からご褒美をあげますから多目的室に来てください♪」 そして先生ににこやかな表情でこう言われる。 (初めて褒められた嬉しい♪ノーナは良い子。そしてそして先生からご褒美貰えるんだ何だろう何だろう?) ノーナは大変ワクワクした。 そして多目的室に行く。 「よく来ましたねノーナちゃん。僕と良い事しましょう♪」 「先生、そんな格好だと風邪引くよ?」 「引いても良いんです、君も同じ格好になるんだからね、これは儀式なんですから♪」 ノーナは儀式を施された。 それはそれはある程度の歳になった時ノーナの心にトラウマとして残る。 だがまだ幼いノーナはそれは知らなかった。 家に帰るとノーナは学校で初めて褒められた事、儀式を受けた事を姉に話す。 「貴女は失態をしたわ、あの先生はスイーツ王国の出身よ懲罰の対象よ今すぐ清めてから改めてお仕置きするわ」 「そんなお姉様!ノーナを、ノーナを許してくださいぅ!」 ノーナは泣きながらカースマルツに許しを乞うが許しては貰えずノーナの受けた儀式をいっぱい放出されてはカースマルツから罰を受けた。 (いったい何したらお姉様に認められるんだろうきっとノーナが悪い事考えてるから許してくれないんだもっと良い子にならなきゃ…スイーツ王国は悪い国だから将来ノーナは良い子になって軍人さんになってスイーツ王国を滅ぼすんだ) とノーナは固く誓った。
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