9歳のシュカシュカが救済するですぅ♪

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そんな時お店の中にメイド服の少女が入ってきた。 ぴょこぴょこ揺れるうさ耳、髪型はナチュラルボブ。 くりくりした瞳にちょっぴりピンク色の頬。 化粧っ気は無いがそれでも充分美少女だった。 「おぉチイチイだ…」 「スイーツ城のママの、相変わらず可愛いなぁ」 「いつ見ても可愛いわねえ♪」 チイチイが歩けば人々から声が漏れる。 そう彼女は浪速の美少女チイチイ。 チイチイは街の中でも評判だった。 「なんの騒ぎなん?」 チイチイがノーナを捕らえた店員の元に歩み寄る。 「チイチイママ聞いてくださいよ!この子が万引きをしてたんです!」 と店員が言う。 「まあ落ち着き、お嬢ちゃんあかんよ物盗んだら」 チイチイはノーナと身長を合わせるようにしゃがんでそうたしなめる。 グルルルル〜ノーナのお腹が鳴る。 チイチイは音で気がついたノーナはお腹を空かしていると。 「この子はお腹空かせとるんよ、ウチが払ってあげるからこの子の事は許したって」 チイチイは店員に金を払う。 「チイチイママが言うなら仕方ないな、お嬢ちゃん。これに免じて盗みは働いちゃ駄目だよ」 と店員は許してあげた。 「お姉さんは誰?」 「ウチはチイチイや、スイーツ城のママなんよ」 「ノーナはノーナ。チイチイお姉さんはどうしてそんなに優しいの?」 「ウチは正義の味方なんよ、やからやから、弱い子は守ってあげんと」 とチイチイ。
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