9歳のシュカシュカが救済するですぅ♪

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「でもでも万引きはしたらあかんよ。ちゃんと買わな」 「ノーナはお金が無かったの。それでそれで、仕方なく盗んだの…」 「親はおらへんの?」 「いない………顔も見た事ない……」 ノーナはしょんぼりした表情を見せた。 「おらんのか可哀想にな。てことはずっと1人なん?」 「うん、カースとマルツのお姉様から逃げてきてここにきたんだ。そうだそうだチイチイのお姉様!」 ノーナは思い出したようにチイチイに言った。 「何?」 「スイーツ城にシュカシュカお姉様と言う人はいるの?ずっと前夢の中でシュカシュカお姉様はノーナを助けに来てくれたんだ!」 「凄いなアンタ、確かにシュカシュカちゃんはおるで」 チイチイはノーナを気持ち褒めた。 「凄いかな?ノーナは凄い?」 「うん凄いよ、正夢見るんやもん!」 ノーナは目を輝かせた。 「だったらだったら、ノーナもスイーツ城で働かせて!リコッタ城でいじめられるくらいならスイーツ城が良い!!」 「そんな事言うてもなぁ……とりあえずスイーツ城でお話しよ?」 とりあえずチイチイはノーナをスイーツ城へ連れて行った。 「うわあいクッキーだぁ♪」 「そりゃ良かったでもでも行儀良く食べよ」 ノーナはクッキーを美味しそうにボリボリ食う。 チイチイはあまりの食いっぷりに呆気に取られる。 「ごめんなさいノーナはもう3日何も食べてなくて…」 「3日!?」 チイチイはビックリした。
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