⚠ネタバレ有【用語・設定】

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⚠ネタバレ有【用語・設定】

上界(じょうかい)』 幸がいた世界、明治~大正あたりの日本。 『帝都(ていと)』 上界にある幸が住んでいた場所、住む人達が神への信仰心が強い。 毎年、神への生贄として少女が無造作に選ばれ捧げられる。 帝都からの通達で黒い手紙が届くと生贄になる。 『儚世(もうよ)』 上界より下の世界。 時間の流れが上界と違うかもしれない。 雅たちのような、あやかしが住んでいる。 基本的に人間は住んではいないが、上界からやってきて"海の向こう側"へ運ばれる。 生贄に選ばれた人間は運ばれない。 ここでは、あやかしが人間の魂を喰べることがタブーとなっている(絶対禁止という訳では無い) 『海の向こう側』 儚世より下の世界。 あやかしが小舟で人間を運んでいる。 『あやかし』 姿形は様々なので、人間の姿に近い者もいる。 人間の魂を好んで喰べる者がいれば、喰べない者もいる。 上界へ行く時は、人間に化けていることがある。 上界、儚世、海の向こう側へ行き来が可能。 『人間』 幸たちのことを指す。 上界、儚世、海の向こう側へは片道切符。 儚世へ来た時点で、記憶が無い人間が大多数。 生贄以外は、海の向こう側へ運ばれる。 儚世と海の向こう側では、あやかしが好むような匂い(桃のような甘い匂い)を魂から放つため、本能的にあやかしが身も心も喰べたくなってしまう。
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