3./4.閨の手ほどき*

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ヨナスはいつの間にか小さ目の張形を腹の上に立てていた。 「これを片手で握って貴女の蜜壺の入口に当ててぐっと挿入してください」 あそこが何かを欲するかのようにじんじんとするのをゾフィーは感じていたが、それでも処女である。いくら張形がヨナスのものよりだいぶ小さくても怖いものは怖かった。 「これは練習用ですから、普通の男性のものよりだいぶ小さいんです。だから怖がらないで。貴女が彼の上に乗らないといけないんでしょう?勇気を出して」 ゾフィーは勇気を出して張形を蜜壺の入口に当てたと思ったが、場所が違っていたようで、張形はずぶずぶに濡れた割れ目の上をつるっと滑った。いつの間にか蜜壺の入口にヨナスの指が来ていた。 「ほら、ここですよ」 ヨナスに蜜壺の入口に導かれたゾフィーは張形で自らの中を一気に貫いた。 「うぅぅっ!」 この張形は指2本分ぐらいしかないから痛くはなかったが、最初は異物感が大きくてゾフィーは動けず、しばらくヨナスの上にくたっと倒れ込み、じっとしていた。 「ゾフィー、よくできましたね。今度は動かないとね。身体を起こして。僕が張形の根元を押さえるから腰を上下させて出し入れして」 「んっふぅー・・・はぁ・・・はぁ・・・あぁ・・・」 腰を上下に動かして張形を蜜壺に出し入れしているうちに異物感がなくなり、ゾフィーは次第に高揚してきた。彼女が張形の上に腰を下ろしたと同時に、下にいたヨナスが腰を突き上げると、ゾフィーはまた達して意識朦朧となった。 「あああーーっ!」 「ごめんなさい、激しすぎましたね。今日はここまでにしましょう」 ヨナスはこう言ったが、ゾフィーが聞いていたかどうかはわからなかった。 女性が男性を責める設定で張形を使う手ほどきも後2回あり、閨の手ほどき合計6回でゾフィーは一応合格となった。最終回の手ほどきで、夜会まで練習で使えばとヨナスは例の張形をゾフィーに渡したが、物足りなかったら僕が来ますから呼んでねとウィンクして去って行った。
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