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ラルフがゾフィーにシスターアントニア宛の手紙を頼んだ日、2人は、ようやくアントニアとレアのことについて腹を割って話した。2人は、未だに白い結婚を続けていたが、就寝前に夫婦の寝室で2人だけで色々な話をすることで夫婦間のコミュニケーションをとっていた。今回みたいに他の人に聞かれたくない話がある時も、昼でも夫婦の寝室に行って話すのが習慣になっていた。
今回の浮気(?)騒動でゾフィーは自分の気持ちがはっきりわかった-ラルフを愛している、他の女性に取られたくない-でも、ゾフィーはルドルフへの罪悪感を払しょくできなくてラルフへの愛を中々素直に態度に出せないのだった。
「どうしてお義兄様の元婚約者の離婚話を貴方の元婚約者から聞いたってすぐに言ってくれなかったの?」
「いやー、心配するかなと思って・・・」
「秘密にされるほうが傷つくわ」
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