… 伝わらない … おもい …

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―  「 ねぇ㊚Sが …   同期で集まりたいって言って        いるのR知ってる?」 「 … そうなの?    MとSも一緒に?」 「 … うん   ㊚SがMと仕事    一緒になったじゃん?      だからかな?    そんな話に?        なってる …」   ㊛SはRと話を纏める。 そして、㊚Sも、Mに … 「 なぁ … 同期で集まるか?」       「 … Sも?」 「 あー そうだな …    俺はSとも逢った方        が善いと思う   アイツはまだ   この会社にいるんだし   お前が辛いのは分かるが   アイツだってきっと    まだ解決していないんだ … 」 「 … そう?    なら … Sにも …   会って … チャント      させたい 私 … 」          「 … だな!」   ― Mは育児の為に一度会社を離れ … 復職のタイミングで、 マンションギャラリーを任されてた、        Sの処へ入ったが … 数年離れてた間に、Sはかなり、 仕事がデキる男に成っていて … そのたくましさはまるで別人、な !! それほど、Mには新鮮で、眩しく !! つい、学生バイトの様に? ハシャギ過ぎて?現場では浮いて? しまい … それを心配したSが、 それでもMを護ろうと自分の権限を 使って次に担当させるMの仕事先を、 そんなMがリセットできる様に … それを知る皆から離す様に、と … 当時の上司に逆らい無理強いしたの で、その報いにその上司に非情にも、 Sは飛ばされて … それを解ったMも傷ついて … だからこのときからMとSは暫く            離れてて … … この時に、   この二人は気に掛けていた、        そんなMとS の為に … ㊛SがMを気遣い、その危うさを心配 したから、MとSと同じ営業部に所属 する㊚Sを頼り、      相談した事がきっかけで、      共に動くうちに、 だんだん、二人の思いを?      強めることになったのか … そして、行われた同期会 !! そこでMとSは再会し、その時、 逢えた事で、無事に傷心は消えて …   それで、もと通り、に、成って …    でもそれから1年余りで? その二人と、あと、Rも知らないけど、 そんなMとSのいまは、さらにもっと、 以前とも違うカタチ?で一緒に居て …                  … 関西ではそうで … だけど? そんな今とは違う、当時 !! 同期を1つに纏められた事に、 この二人も、達成感を味わった !! から !? そしてその後も、     二人で会う事が多くなって … ― … 二人だけでも会っていたから …   … だから …     営業部の事なのに         知ってたの …     え? じゃぁ …          今の Sの事も?         知っているの?… ― Mは、 ㊛Sがどこまで知っているのか            気になる … だけど … … ワクワク 「 ねぇ? じゃ !! Sも呼んで   また、同期会やらなきゃね!」 だから、Rは、明るく云うけど …    …ウン    「 う !! … そうだね … 」 Mは、Sと逢う事に? また … その !! 当時とは !! その、関西とも !! さらにさらに !! 状況が変わってて !! だから …             少し …      いや、かなり心配になる …            なのに … … ニコリ 「 … アイツ珍しく?   仕切らないと思うけど?       Rが纏めてくれる?」 ㊛Sは嬉しそうで … … ニタァ~ 「 は? ㊚Sはテレチャッテ?           でしょ!」 Rは揶揄う。 … ゥンゥン 「 うん … 」 ㊛Sははにかむ。 ― … あ! ヤダ !! 私 …     自分の事ばかり?   じゃダメ! こんなの!         いけない!… ― … パチパチパチパチ♪ … ニコリ 『 ね !! オメデトぉ ~!』 でも!いまはそんな感じ!で …        Mは心から、祝福した。 ― … また 同期会   仲が良すぎる皆が 集まる!… ― この㊛Sの為にRが、 同期会の、店選びを、当事者の㊚Sに 相談すると、意外にも、㊛Sの部屋に 集まるのを㊚Sからは、提案された … 自分たちの為に、このご時世 !? 皆に急な?出費をさせたくは          無いらしい。 そんな㊚Sは、堅実?でも?㊛Sは、 それで嬉しいのだろうかとRは心配に               なる。 …プンプン 『 だってさぁ …   皆で祝福したい !!    そんな場なのにぃ?      ねぇ自宅で良いの ?! 』 ところがそんな報告を受けた㊛Sは、 皆の気持ちが嬉しいから、場所には こだわらないとRに伝えた。 …ゥンゥン 「 じゃぁ … わかったけど … 」 そうして場所が決まったその同期会に ついては、Sには㊚Sから伝えられた … その際 … ㊚Sの照れ隠しに? Sには、同期会の事だけ伝えられ … 『 … Mが   関東に戻ってきたから … 』 などと、          付け加えられた。 そんなこの㊚Sも、㊛SやRと同様に、 この、少し前までの、 MとS の、関西での家族ぐるみでの、 朝から夜まで一緒 !! な ?! Sの寝る場所が?別なダケ な !! " 半同居生活だった ” 事は知らない。 だからSは、 この同期会に参加する事を㊚Sに返事 すると同時にMにメッセージを送った。 『 まだ皆には   関西での事を   云わない様に       しよう 』と。 それは短いメッセージで … 判り易く … Sにとって、 そんなにも!心配なMに、送ったモノ。 だけど …             Mの …         今の、現状、は … すれ違いが多くても、夫、と、 家族との暮らし、の、家に戻ってて … 会社では … あのひとに囲われ管理されてる し … だから … その関西の時とも? Mの周りのそんな、が、 そんなで !! もう違って? きていたから … それをSに分かってほしくて …     Mは『 承知しました 』と、     業務連絡の返事の様に返した。 けど …
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