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…呆然
「 ぁ … 」
… スタっ
Mはキッチンの㊛Sの処へ退散した。
この3人のフードファイトの様な …
のには?合せられないから …
そんな㊛Sが決めた …
この結婚は別居婚だった …
二人はお互い、仕事が忙しく …
生活を合わせる事が相手の負担?
と、考えたから …
お互いを、思って、の、事らしい …
… キョトン
「 … そうなの? 」
Mにはそれが不思議に思う処も
あるけれど …
それなら …
Mと㊛SとRの関係も?
… それなら?
今まで通り?
ここへも、これからも?
訪ねる時には㊛Sの事だけを?
気にすれば良く?
なら?
これからのMと㊛SとR の3人の
関係も今まで通りかもしれない …
Mは …
―
… そうなら !!
私たちの友情は永遠 !!
ここへ来るのだって遠慮なく !!
大事な㊛Sを㊚Sに獲られる?
心配もないわね …
―
なんて 単純に …
そんなふうにも考えたりもしてた …
… ほらほら !!
「 さぁ !!
肉の追加 !!
持って行かなきゃ !! 」
…ニコ
「 … そうだね!」
㊛SとMはにこやかに …
肉の争奪戦に参加する?ために?
リビングに戻る。
… ギロ
『 遅い!』
㊚Sは、㊛Sを責める。
…ニコ
「 ゴメン!」
㊛Sはそれを気にせず、
静かに㊚Sの横に座り、
肉を皆の前に出した …
… キョトン
「 … ぁ
私も食べてみようかな?」
Mも気にせず箸を持ち上げる。
… ジロㇼ
「 良いよ、食べなくて!」
㊚Sはやっと出てきた肉を守る。
… ジロㇼ
「 … そう!
Mは食べなくていいヨ!」
Rは、鍋に伸びた㊚Sの腕を止める。
… ニヤリ
「 だな!」
Sは、それを確認しつつ?
いったん箸をおき、何缶め?かの
ビールを開ける。
… キョロ
「 … ぷぷっ! 」
㊛Sは傍観しつつ失笑する。
… プンプン
「 …ぇ!
なんでよ!」
最後に
Mはスネながら目を細め皆を見る。
だから !!
この5人の仲は変わらない。
―
… ずっと
このままが良いな …
―
関東に戻ったばかりで、不安で …
落ち着かなかったMを、
この同期たちは、すっかり安心
させてくれた。
… この場では …
そう …
そんな「結婚報告会」は終わった。
㊚Sは …
そのまま㊛Sの部屋に残ると謂った。
Rは満腹に満足して …
お腹をさすりながらゆっくりと動い
ていたが、あっさり、先に帰った。
Rがこれから帰る社宅の …
門限は10時で厳しかったから …
Mは最後まで片付けを手伝い …
もう … 出ようとすると、
まだSが残っているのに気づき、
酔っぱらってたSを介抱しながら …
…?
「 大丈夫? 帰ろ … 」
Mは優しく、大きな身体のSを支える。
「・・・・」
Sは、どこまで正気か分からないけど、
Mに支えられると、静かに歩きだした。
… そんな、2人は、
ゆっくりと駅に向かってた …
そうして …
㊚Sは皆が引きあげたのを確かめると、
まだ?後片付けをしていた㊛Sに、
ゆっくりと近づいた。
そのまま …
㊛SがMにはまかせなかった?力が必要
な片づけを … あっさり … 軽々と …
㊚Sは気にせず手伝いながら、軽い口調
で、重たい事を言う …
… ぼそっ
「 … なぁ~ やっぱり
一緒に暮らすかぁ? … 」
㊚Sは真顔で、
… でも?
唐突に … ふと? 口に出た? …
かの様に?装う …
㊛Sはそれに … 少し驚いたが、
察しが良く、落ち着いたままだった。
「 私とだけ … 二人 じゃぁ
決められない事 なの?」
二人は再び、見つめ直す …
―
… ふぅ ~ …
… モォ どうするのぉ~?
帰れるのかなぁ~
重いなぁ …
―
Mは …
ノソノソ歩く重いSを支えてた …
それでももう …
駅が見えてくると、
擦違う人も多く…
けれど?
そんな周囲に構わず?
それともそんなの?見えてなくて?
しかも?
Mに支えられてたはずの?Sは急に?
止まり …
なぜか パチㇼっ !! と、眼を見開き …
思い出した様に?
でも、眼を見開いたのなら?
ここはもう駅チカだから、
通行人も居るのが解ってるのに?
なのに …
ここ? … で?
いきなりSは …
… ピタリ !!
「 … ぉ …
ぅ … 」
? …
「 え?… 」
Mには … そんな?の …
急だったから …
そんなSが変わったの が …
だから … 分からなかった …
でも … それは …
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