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… がっ!!
『 なぁ -----!
… 大丈夫かぁ ----?』
… ビック
『 … え?大丈夫よ!
私はそんなに
飲んでいないから!…』
Mも最初はSに合わせ?
大きな声を出した …
なのに …
遠吠えの様に?
SはMを見るのではなく、天?
に? 向かって叫ぶ …
… ダッ!
『 … チガぁ~う!
こっちに還ってきてから!
大丈夫なのかって!
訊いてるんだぁ~!』
… キョトン
「・・・・」
… え?…
突然な、大声で …
だからMにはその様が恐くて …
引き … だから意味が分からずに?
答えられないし、
オドオドすると …
… ォ--------!
『 っお ----!
おまえが大丈夫ぅ~!
じゃ~なかったらぁ!
俺は~おまえを---!
このまま----!
連れて行くぞ----!』
… ビックㇼ
「 … あッ?」
そうこれ …
こんな他人様が行き交う外で?
そんな事を大声で謂われても?
恐いだけでなく …
… それは恥ずかしくて …
… だから一緒に居ても …
… 関わりたくも … なくて …
Mにはどうしようもない …
… じとぉ~
「・・・・・」
そんなSは目つきも悪くって?
デカイカタマリ?に?成って?
立ち止まり、つづけ?
Mはもう恥ずかしくて離れたいのに !!
ゼンゼン動かない。
-
もう … 近いのに な 駅 …
-
そう …
Sは駅に背を向けて て …
だからMは …
大きなSを動かせないから、
やっぱりどうしようもなく …
ちょっとずつ後ずさりしながら …
その場で立ち往生する。
… ぶすぅ~
『 ふぅ -------- !! 』
… 呆れ
「・・・・」
… ふぅ~
… こんな時には、
鼻息の荒い?デカいSのカラダは …
厄介だとMは呆れる。
でも …
こんなに酔ってたって?
Sにだって? 今日は?
… あれからずっと離れていた …
その、… 間も !! …
… ドンドン と !! …
そんな?時間だけは?過ぎちゃって …
… あんなに一緒にいたのに?…
… ゼンゼン会えない !! …
… そんな !! 日が経って て …
… の? 今日だから?
そんなMに云いたい事はある様で …
なんだか …
それも少しは?
かわいそうって …
まぁだからこれ?
分かるけど …
だから?
困った顔のM …
それは … Sにも分かったのか …
…ギョロ
『 … ふぅ ------ !! 』
同じような大きなため息?
でも?少しは?理性も残っているのか?
だから … 大きく胸を広げて …
頭を冷やそうと?深呼吸をすると、
Sはゆっくりとした …
感じに?変え?
… じぃ~
「 … なぁ大丈夫なのか ~?」
… 無
「・・・・」
… すぅ~
それでもMは?
人が行交うここでは人の目が気になり …
だから Sがそんなでも …
それは声の大きさだけじゃなく …
なくてだから …
… ササ
また更に … 少し …
Sから離れるように後ずさりして …
… シュン
「・・・・」
Mはうつむいて …
なにも答えられない。
… じぃ~
「・・・・」
… ィラィラ ィ らっ !!
… だから 酔ってるし …
… それにMがそんなだし …
だからまたSは 目が据わり …
これやっぱり?酔ってるのか …
だから !! 落ち着きがなく!
… ダダダ!!
そんな自分から、は? 離れた?
Mに苛立ち !! 詰寄る様に近づくと !!
Sは再び、声が荒らぐ!
… ダ !!
Sは … うつむいてるMに向かって …
吠える …
… ギロㇼ
『 大丈夫かぁ------!』
これだけ …
酔っていても?
Sはやっぱり?
Mを心配しているのか?
だからまた言い切ったけど …
?Mにはまたこれだけじゃ?
恐い !! し !!
ここの !!
周りの目も気になるし !!
だから小声で …
馬並みの鼻息、な !!
荒いSを落ち着かせようとする …
… ドぅドぅ
「 … ねぇ? 恐いよ 」
… ギラ
『 強くないぞ!』
… ボソッ
「 恐いじゃない … 」
… ギラギラ
『 強くない!』
… 呆れ
「・・・・」
… そこから先は、駅なのに …
だけどこれじゃ …
Sと一緒に、歩いていけない。
Mは帰り道の駅に向かって進めない。
それ程どんどんSはお構いなしで?
その様子にMはたじろぐ …
… ブツブツ
「 … ねぇ … だから …
酔っぱらってるから … 」
… 大声
『 酔ってない!』
… 呆れ
「 … 電車じゃなくて
taxi?探そうね!」
Mはちっとも進んでくれないSの …
" 方向 ” ?を変えようと !?
静かに近寄り …
熱くなってるそのSの背中に、
手をそえて支えた …
けれど !!
Mがそうしたから?
… ギラ !!
『 なんでだよ !!
ゼンゼン酔っていない!
おまえはどうして !!… 』
… ダダっ!!
… グゥイッ !!
… へ??
『 …… キャっ!! 』
… ドン !!
… ギュっ !!
… ギュっ ゥ~ !!
!! ブっ ちゅぅ…
「・・!・・」
だからSは !! そんなのらりくらりな?
ゼンゼン!はっきりしない!
Mを!もう!力で!黙らせたい から ?!
… そうなのか
自分を支えていたMを?
自分の前に引っ張り出して!
両手で挟むようにおさえつけ !!
その!酔いの勢いに?
… 任せ て !!
無理やり熱い唇を圧しつけ る …
… " バチン ‼ ” …
… はぁはぁはぁ …
… ん !!
『 … っつ !! 』
… !!
「・・!・・」
… ィや !! イ !! タっ !!
… なに !! これ ??
だから …
… Mだって … 痛くて …
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