… だから それは始まった …

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… だから それは始まった …

… だからSは関西に戻ったけど、 せっかくMと逢えたのに …  1人 … で、 戻ったから …    その戻った関西では … Sは独り… の、 ままだから … … 酔ってたって覚えてる …    Mの声、捕まえた時の …  伝わってきてたMの温かさ … ぶつけた時のMの唇の柔らかさ …  それにその時急に動いたから? Mから香ってくる、いい匂い …     自分ひとりになったら …  それ … 何度も、思い出す、   Sの孤独感は凄く … って … Mに会いたい … Mの傍に居たい …   だから!そんなに離れてる!         Mが心配で !! …   だからその思いが強すぎ、で ?! … 1人で … じゃ … ずっと孤独で …  盲目になり?Mを見張らせる事を?     自分の出身大学の水球部の、  今でも強いつながりの後輩たちに、             させ る … … それは、  今から乗る電車に間に合うのかが     気になる朝の忙しい時間、も。 … カッ?カツカツ  カツ … … キョトン    「 … えっ!? またあの車?          停まってる … 」 Mは出勤の為に家を出て、 駅に向かう道に出ると、 白い車が停まっているのが目に入った。 しかも、 エンジンを掛けたままで、             だから … … むむ? 「 ぇ?! … 初めてじゃない        じゃない?… 」 と、鈍感なMが気づくくらい … だから、それはたぶん、目立っている。         … それにその車は?         そこに " ポツン” と … … なんで? ここは住宅街なのに? しかも … こんな朝? なら? なんらかの? 仕事? の?        車ではなさそうだった。  … だからそれがこのところ …    何度も目に入った、から、      Mは不思議だったけど …          それでも? … 怖がりだし … だからわざわざ?は、近づかないから、 その … 車の中の人やその様子までは見えない。 ! だからそれよりも時間を気にして! Mは、 本社勤務になってから、始まった! " 電車通勤 ” の !!       駅のほうが気になって …   … はっ!    「 … あっ?! ダメぇ~!      いけない!も !! 絶対!        遅刻できないし … 」  … カッ !! カツカツ!     … カツカツカツ       … カツカツカツカツ …
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