… 伝わらない … おもい …

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今回、 理由も分からずに異動させられ        たばかりの?Mには … そんな … いろんな事まで考えられない様で …          だから … そのひとがMの為に、 まだ、まだ、考えて、 そうされてる事はあっても! Mはゼンゼン、気づけない様で … なんだかそれは気の毒な様だけど … そのひとは、 Mのそんな鈍感なとこも        解ってるし … それに、こんなカンジにMのことを            する事も … いつも!ピリピリ張り詰めて! 敵ばかりの? この本社で !! 肩肘張って? 弱みを見せずに 頑張ってる !! そのひと !!         からしたら? こんな事は良いカンジに気が抜けて?         … だから実は楽しんでいる様で … だから … Mにそうして ヤッタ !! 事は、この、環境も! で … ここの会場は、営業本部の下の階で、 その階全部が研修会場で … 広々としていて、 いくつも booth が設けられている。 だからここで、 マナー研修が行われる時には、 それらはとても有意義に活用され … 接客 boothや、ミニキッチン boothで は、お茶出しや、営業担当に引継ぎを するまでの事が設定されたり、 展示 boothでは、 各物件のご説明の設定がされたり、 エントランス、通路、エレベータなど の一部が設置されたところでは、 お客様のご案内の仕方や、ご挨拶など の練習がされたりする。 これらが全て研修ごとにセッティング されていて、Mたちの deskは、それを 見渡せる様に配置されている。 だからここは、 マンションギャラリーとも環境は似て いてMには馴染める?空間だし … 広い床面積に居る staffも、 Mを入れて6名、と、少ないし … それも、 Mが居たマンションギャラリーと 同じくらいの人数で、似ていて … それに研修が無い時は、 ここの本社には大勢の社員が居ても、 用がないその人たちはここへは来ない し、だから顔をあわせる事もなく … ならMは、 ここ、本社へ入っても? いきなり、大きなオフィス空間の、 大勢の中にポツンと独り、ではなく、       この静かな環境なら! 不器用な、Mでも? 途惑いは、少なく? 怖がらず、に、すんなりと? ストレスも、ないかもしれない … とも、 そのひとは、考えて … それくらいそのひとは … Mの事を想っていて … 大きく包み込んでいて … その、人間関係も、 居場所の、環境も、 よく考えられている。 それを、 会社、組織、の中で、 こんな公私混同、ギリギリの、 こんな「 事 」までできるのは、     このひと、だからで … それは … 40代半ばの、大人 … で … 営業の テッペンな position … の 力 … 強さ … の 余裕 …           なのか … それなの、に … 鈍感で、天然で、不器用で、 単純で、怖がり、 な …          かなりメンドクサイ !! Mはいま、 不安から視界が狭くなっていて、 それらには、気づけないで … …カツカツカツ        …カツカツカツ ― … いきなり?   ここに入れられたって …     ここで どう?…  いままで私がしてきた      接客の仕事 で?…   ここで?       それ活かせるの? … ― こんなに!視界が狭い頼りにならな い上司だったら、ここのstaff達にも           迷惑なのに … そんなMの「物分かりが悪い」面が、    仕事で出なければ良いけど … まぁ … でもきっと … そんな事もそのひとは理解していて? だからワザワザ、朝礼にも 顔を出したのかもしれないけど … けれども? Mにとっては、そんな不安な事? ばかり?でもなく … 今まで遠かった、ここ、本社には、 強い味方の、女同期の2人も居て … だからこのひとが、Mを、そんな、 " 箱 " に閉じ込めた?つもりでも … Mは、そんな避難場所に向かって、     スルリっ! と! 逃げる … …カツカツカツ        …カツカツカツ Mは、着任早々、その! 女同期の2人と逢う為に連絡をとって いた。関西の 「 事 」 も、まだ、   この2人には話せていないけど … …カツカツカツ        …カツカツカツ  … まぁ、きっと、     上手く話せないけど … 本社勤務のこの初日に、 先ず、Mが考えたのは、 この2人との再会の事だった。 人並みに背は高くても、 気が小さく、臆病なMは、 そのひとの想い、には、 マッタク、気づいていないから … この同期2人が本社に居なかったら、 きっと人事異動の辞令は受けとらず に、      本社には入らなかった … だから、 そのひとが離れた後には、 この2人の事ばかり考え …    時間を気にしてて … … チㇻ … ムムム 「 今日は!    上手く逃げなくちゃ!」 なんて、そんな事を考えていた … でも … そのひとの方だって? 自分の思い通りに! Mが来たのだから? そうできた事に? 安心しているのだろうか … それとも、妻のAも本社に居るから、 そのひとの行動を慎重にさせるのか、 だから?  Mには、スグに、手を出さないで? この日、やっとMに逢えたのに、朝、 Mの顔を確かめた事だけで満足なの か、その後はMには近づかなかった。 ―   … まだ       始まったばかり … ― そのひとは、今回、かなり目立つ、 新しい部署の設置と、複数の人事異動 を通したので … いますぐには?これ以上は、目立つ 事はしない方が、と、考え? … … ニヤリ  「 だからまぁ …      これから だな … 」            … パタン そのひとは自分のdesk上のPCで そんな … 自分が離れた後の、 研修会場の様子をしっかりと視てた。 だからMが慌てて! 出て往ったのも観てたけど …      口角を少し上げただけで、         自分のPCを閉じた。 … それほど?  この研修会場にはcameraが      あちらこちらに、ある …
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