… 伝わらない … おもい …

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Mは、 そのひとが今日はもう近づいてこない 事を分かったのか、初日で、まだ、  具体的な仕事がstartしないうちに、 そんな身軽なうちに、 早々に、ここのstaff達を帰らせ、   自分も、早めに研修会場を出た。 けれどもこの日、 Mは、その同期に、驚かされる … … パタパタパタ! …ドキドキ   「 お疲れさまぁ~!」 1階に下りた途端? … Mは、手を振りながら、見つけた! エントランスホールで待つ2人に、 駆け寄り、           明るかった。 ㊛同期のこの2人に会えると         ホッとするから !! … ニコニコ 「 お !! お疲れぇ~!」 … ニコニコ 「 お疲れ様!」 これ … かなり久しぶりなのに … そんなMに違和感もなくすんなり  ㊛同期の2人は温かくMを迎える。 そうして … ㊛3人は一緒に本社を出て、 そこから近い、 ㊛同期の部屋に上がり込む。 ここが、一番落ち着くし安心する … … キョトン 「 … ねぇ?     関西往ってたのぉ~?」 Rはいきなり話をMに振り、 その部屋の主の㊛Sは、 幸せ色の rose wineを      2人にすすめた。 それに … 肉が苦手なMの為に、 海老やタコ、トマト、パプリカ等 の、色鮮やかなサラダもだされた。 … ウン 「 … ぅん 」 Mの事を良く知るこの2人、 すんなり受け入れてくれる そんな気遣いが、       Mには嬉しい。   自然に、笑みがこぼれる。 … キョトン 「 あれ?サラダだけ?」 … キッパリ 「 チガウケド!」        … コトッ !! それにもRのツッコミは早い。 けれども、ここの主の㊛Sはそんな Rの為には、ローストビーフを           用意していた。 … ウンウン 「 サッパリしてるけど、       これも好き!      いっぱいある? 」      … キッパリ        「 … あるわよ!」 この㊛Sはちゃんと分かっている。       だからRは遠慮はしない。 … ウンウン 「 … そうそう      やっぱ いっぱいね …   … え? … で?   関西に往ったと思ったら?       すぐに?戻ったね? 」 口いっぱいに頬張りながら、 モゴモゴト話すR。 MとRはこの日のメイン?㊛S の話を まだ知らずだから?すんなり出された そんなwineを楽しみながらMの事? から酒の?            つまみにする。 … ウ! 「 … うん   Sも一緒だったんだけど …         私だけ …       関東に戻ったの … 」 … モグモグ 「 … へぇ~?   一緒だったの ??     それ知らない … 」 … キッパリ 「 … エリマネに    なったんだってね!」 これ … なぜか㊛Sは、知っていて … … ウン 「 … そうなの、Sは、    エリマネで、新GMから   関西を任されたって云ってた … 」 Mは少し違和感があったけど、 事実をそのまま2人に話した。     けれど余計な事は云わない? … キョトン 「 へ?ぇ ~ !! エリマネなんだ!     凄ぉいね ~ !! 1年半?      前の同期会で宣言?         したとおりだね 」 … キッパリ 「 … そうね   Sは仕事できるからね!」 この2人は、そのSの話には、 明るい雰囲気に … 成っている。 ― … だったらこのままで良いかな … ― … ニコ 「 … そう !! だから新GMは?   Sに関西を任せたのかも … 」        Mはサラッと、話す。 … モグモグ 「 … そうだね、   関西は初出店でしょ!          良いね!」 RはSを応援する。 … キッパリ 「 そうね !!   Sなら、チャントできるね!」 これを㊛Sは纏めた。 ― … ぇ? ぁ … れ?…  … なん か … アッサリ?           過ぎぃ~ … ― そう … あの !! そのひとが、新しく、GMに、 なった !! 事、には、何も触れずに? この2人は? 関西の話を終わらせた。  だから? ホッ … と して? Mは、これ以上、自分から、 そのひとの事も、 関西での Sとの事も話さなかった … ― … でも? この2人って …     なんか …  あったの? … ― Mが、2人の顔を覗き込み、 探ろうとすると … ㊛Sはそれに気づき、    やっと?話を始めた。 … コホン … … モジモジ 「 … あの ね …  私結婚   あ … ㊚Sと … するの … 」 … ビックっ !! 『 ゥゲェ‼ えっ?』 Rは、ノドに何か詰まらせた? … ビックっ !!    「 … ゥ!! … エッ?」 Mは、驚いて! wineを多く呑み込み過ぎて?… 「ぅぐっ!」っと、むせる。 ―   … でも? …        … だからかぁ … ― 「・・!・・」 「・・!・・」 それでも、 MとRは、想像できた。 だからこれには、MもRも疑問はない。 それは、MとS の為に皆が集まった、        1年半程前の同期会 …
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