41人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
Mは、
そのひとが今日はもう近づいてこない
事を分かったのか、初日で、まだ、
具体的な仕事がstartしないうちに、
そんな身軽なうちに、
早々に、ここのstaff達を帰らせ、
自分も、早めに研修会場を出た。
けれどもこの日、
Mは、その同期に、驚かされる …
… パタパタパタ!
…ドキドキ
「 お疲れさまぁ~!」
1階に下りた途端? …
Mは、手を振りながら、見つけた!
エントランスホールで待つ2人に、
駆け寄り、
明るかった。
㊛同期のこの2人に会えると
ホッとするから !!
… ニコニコ
「 お !! お疲れぇ~!」
… ニコニコ
「 お疲れ様!」
これ …
かなり久しぶりなのに …
そんなMに違和感もなくすんなり
㊛同期の2人は温かくMを迎える。
そうして …
㊛3人は一緒に本社を出て、
そこから近い、
㊛同期の部屋に上がり込む。
ここが、一番落ち着くし安心する …
… キョトン
「 … ねぇ?
関西往ってたのぉ~?」
Rはいきなり話をMに振り、
その部屋の主の㊛Sは、
幸せ色の rose wineを
2人にすすめた。
それに … 肉が苦手なMの為に、
海老やタコ、トマト、パプリカ等
の、色鮮やかなサラダもだされた。
… ウン
「 … ぅん 」
Mの事を良く知るこの2人、
すんなり受け入れてくれる
そんな気遣いが、
Mには嬉しい。
自然に、笑みがこぼれる。
… キョトン
「 あれ?サラダだけ?」
… キッパリ
「 チガウケド!」
… コトッ !!
それにもRのツッコミは早い。
けれども、ここの主の㊛Sはそんな
Rの為には、ローストビーフを
用意していた。
… ウンウン
「 サッパリしてるけど、
これも好き!
いっぱいある? 」
… キッパリ
「 … あるわよ!」
この㊛Sはちゃんと分かっている。
だからRは遠慮はしない。
… ウンウン
「 … そうそう
やっぱ いっぱいね …
… え? … で?
関西に往ったと思ったら?
すぐに?戻ったね? 」
口いっぱいに頬張りながら、
モゴモゴト話すR。
MとRはこの日のメイン?㊛S の話を
まだ知らずだから?すんなり出された
そんなwineを楽しみながらMの事?
から酒の?
つまみにする。
… ウ!
「 … うん
Sも一緒だったんだけど …
私だけ …
関東に戻ったの … 」
… モグモグ
「 … へぇ~?
一緒だったの ??
それ知らない … 」
… キッパリ
「 … エリマネに
なったんだってね!」
これ …
なぜか㊛Sは、知っていて …
… ウン
「 … そうなの、Sは、
エリマネで、新GMから
関西を任されたって云ってた … 」
Mは少し違和感があったけど、
事実をそのまま2人に話した。
けれど余計な事は云わない?
… キョトン
「 へ?ぇ ~ !! エリマネなんだ!
凄ぉいね ~ !! 1年半?
前の同期会で宣言?
したとおりだね 」
… キッパリ
「 … そうね
Sは仕事できるからね!」
この2人は、そのSの話には、
明るい雰囲気に … 成っている。
―
… だったらこのままで良いかな …
―
… ニコ
「 … そう !! だから新GMは?
Sに関西を任せたのかも … 」
Mはサラッと、話す。
… モグモグ
「 … そうだね、
関西は初出店でしょ!
良いね!」
RはSを応援する。
… キッパリ
「 そうね !!
Sなら、チャントできるね!」
これを㊛Sは纏めた。
―
… ぇ? ぁ … れ?…
… なん か … アッサリ?
過ぎぃ~ …
―
そう …
あの !! そのひとが、新しく、GMに、
なった !! 事、には、何も触れずに?
この2人は? 関西の話を終わらせた。
だから? ホッ … と して?
Mは、これ以上、自分から、
そのひとの事も、
関西での Sとの事も話さなかった …
―
… でも? この2人って …
なんか … あったの? …
―
Mが、2人の顔を覗き込み、
探ろうとすると …
㊛Sはそれに気づき、
やっと?話を始めた。
… コホン …
… モジモジ
「 … あの ね … 私結婚
あ … ㊚Sと … するの … 」
… ビックっ !!
『 ゥゲェ‼ えっ?』
Rは、ノドに何か詰まらせた?
… ビックっ !!
「 … ゥ!! … エッ?」
Mは、驚いて!
wineを多く呑み込み過ぎて?…
「ぅぐっ!」っと、むせる。
―
… でも? …
… だからかぁ …
―
「・・!・・」
「・・!・・」
それでも、
MとRは、想像できた。
だからこれには、MもRも疑問はない。
それは、MとS の為に皆が集まった、
1年半程前の同期会 …
最初のコメントを投稿しよう!