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大捕物
半刻もすると町方役人捕り方が仲見店を囲んで居た。
次郎左衛門は興奮して町方に威嚇をして居た。
「それ以上近づくと死人が増えるぞ!」
膠着状態が一刻も続いた、痺れを切らした町方は奉行を通じて先手組を配置したのだ。
先手組数名は弓と鉄砲を持って仲見店を取り囲む!
次郎左衛門は刀を手にして仲見店沿いに屋根から屋根に走り飛んだ。
先手組の矢が次郎左衛門の脚を射抜く。
そこに持って水を掛けられたからたまらない!
次郎左衛門はそのまま屋根から転げ落ちた。
脚は折れ内臓の腑に肋骨が突き刺さって居た。
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