一言 短歌集

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令和六年(2024)四月 浜茄子の花は未だに夢の中隣の君の微睡の中 振り向きし君の瞳に映れよとベゴニア託す愛の告白 朱鷺色の椿を髪に挿す君は楚々としつつも凛と輝き 朝顔の淡い恋しか知らぬ君いつ見上げるか有明の月 令和六年(2024)五月 すくすくと河原撫子芽を出すを愛おしく見る君のうなじよ
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