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壁に押さえつけられ口を塞がれていて、月明かりに照らされた目の前の人物を見る。白銀の髪に金色の瞳の体格の良い俺様より頭一つ分背の高い若い男で、冷たい目で俺様を見ている。
「お前何したかわかってるのか」
その言葉に視線を逸らせば口から手が離されて壁に前面を押し付けられ腕が捻りあげられる。埃とか土とかついて汚ぇだろ…!
「痛ぇ!離せよ糞野郎!!」
「強姦は楽しかったか?」
耳元で言われ、俺様はゾッとして振りほどこうとしてもビクともしない。誰なんだコイツ…何で離さないんだよ…俺様が言えばそれが絶対だろ??
「うわっ!」
「人の親友の姉強姦しといて自分は大丈夫だとでも思ったのか」
奥へと引き倒され馬乗りにされ、服に手をかけられ俺様がこれから何をされるかわかってしまう。何で?俺様もお前も男だろ?女なんてどこにでも居るし何で?こいつ変態なのかよ…!
「伊集院家の息子の俺様にこんな事していいと思ってんのかよ!親父に言いつけてお前の働く会社なんて潰して」
「俺男に入れる趣味無いんだよな…あぁ良い物落ちてるな」
男が手に取ったそれは錆びた鉄筋で、俺様はゾッとする。そんな物人に入れるつもりなのかよ有り得ねぇ!!やだ…何で?俺様が止めろって言えば皆止めるのに…
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