この俺様がネコなんてありえない!!

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約束の時間そのレストランの前であの男が待っていて、俺様は男もいける奴を集めてその男を強姦するよう命令しておいた。 リビングのソファーでワインを飲みながら今頃泣きながら犯されてるんだろうと想像すると楽しくてたまらない。俺様に楯突く輩は身をもってどうなるか知るといい。しばらくしてスマホが鳴り、見れば命令したうちの一人のスマホからで俺は通話に出る。 「どうだあいつの泣きが」 「来ないのか」 その言葉にまた血の気が引いた。昨日の夜の男の声…あいつらもしかしてたった一人にやられたのか??有り得ねぇだろそんなの…!! 「何で俺様が行ってやらなきゃならねーんだよ頭おかしいんじゃね??」 「そうか。わかった…お前の意思は尊重してやる」 そう言って通話が切れた。せっかく良い気分だったのに台無しだ…スマホをポケットに入れ強姦させるように用意した空き倉庫へ向かう。どうせそこでやられてくたばってんだろ?情けねぇ… 使用人に車を走らせ向かえば人気の無い廃工場の隣の倉庫のシャッターが少し開いていた。汚ぇと思いながらもシャッターを上げれば埃っぽい臭いが鼻につく。 月明かりで照らされる範囲には人気はなく、スマホのライトを付けて中へ入ってゆく。誰も居なくて中央辺りまで行けばシャッターの閉まる音がしてそちらを見ればあの男がシャッターを下ろしていた。
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