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僕の生き方
第一章
-健多の15年後-
(健多の語り)(若い頃の健多の回想)
僕の名前は棚上 健多。
僕がちゃんとした恋愛をしたのは、30歳になってからだった。長い長い片想いをして。
やっと叶って。やがて妻になって、、、子供がいて。
(15年後の健多)
あれから15年か、、、
もちろん今だって妻のことが大好きだ。
妻しか、居ないって思えるほど。
健 よし、、、今日も仕事をしようか。
(健多の語り)
自分でやり始めたカフェも、もう20年以上は経った。
カフェをやってるのに、人見知りが激しい僕は一緒にやっている仲間に助けられた。
特に隣にいる隆二には。
大学時代からの友達でもあり仕事仲間でもある隆二。長い片想いを僕がしていた時や人見知りな僕に変わって、お客さんとの仲を彼が深めてくれたり。社交的な隆二に助けられた。
途中から仕事仲間になった留愛さんにも本当に助けられている。ちなみにこの2人は夫婦になり、今でも一緒に働いている。彼たちも彼たちで、彼たちなりの時間が過ぎたのであろう。
僕は変わってない。多分。
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