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「そろそろ帰ります。」
「「一人で大丈夫?」」
ピカリと莉亜夢の声がそろう。
兄貴いや、流星がすかざす言った。
「お前らは、仕事だ‼️
遊んでる暇はねぇ
稼げ‼️」
「俺がこの子を家まで送る」
「えっ⁉︎それは・・・」
「聞きたいこともあるし」
「あに、オーナー」
「大丈夫だ。必ず無事に家まで送ってくから」
「さぁ、帰ろ親御さんも心配してると思うし」
チラッとケータイを見る。
深雪からのLINEが来ていた。
「希空、今どこ?
とっくに家に帰ったと思ったら、ママさんから電話があったから心配してるよ
連絡して」
「ごめん、心配かけて今家に帰るとこ
大丈夫だから安心して」
「うん、わかった。
また、詳しくは明日」
ケータイを鞄にしまうのをみて
「さあ、行こうか」
「ピカリさんプリ莉亜夢さん
失礼します。ありがとうございます」
ペコリと頭を下げた希空に
ポワンと頬を染める2人に
「お前ら、思春期かぁ
アホ」
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