青い目の唄歌い

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青い目の唄歌い

「ねぇ、ねぇ、希空(のあ) プリンスが今日歌いに来るみたい。 一緒に行こ」 「う〜ん」 浮かない顔をする希空 「用事でもあるの?」 「門限が・・・」 「あっ、そっかぁー 今時、6時なんて厳しくない」 「でも、行きたい。 プリンスの歌声めっちゃ聞きたいもん」 「ならさぁ、私の家で勉強会するってことでお兄に送らせるって電話してさぁ 実際にお兄に送らせるから」 「でも、それだと深雪のお兄さんに悪くはないかなぁ?」 戯けた感じで 「ぜ〜んぜん 変な遠慮はナッシング アレでお兄も希空に会えるのを楽しみにしてんだから」
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