突撃!豪邸、茶席、潜入ルポ

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まず、同級生4人 代々木上原の改札に着物で待ち合わせ と言うところからドキドキします。 小中高繋がった女子校だったので みな、子供の頃からの付き合い。 着物着て気取っても 「お漏らしした」り 「仮進級した」ことまで 知り合ってる幼馴染です。 会ってみるとなるほど 少女の頃から奥様っぽかった人は奥様っぽく お嬢さんぽかった人はお嬢さんぽい それぞれの個性に合った着物を着ているので お互い笑ってしまう。 悪くなってる目でスマホを頼りに、 お茶の先生のお宅を訪ねてゆく。 上原から松原の付近は 起伏が多くて登ったり降ったり やっと辿り着くと玄関がわからない。 こんな広い塀が、 ずっと一つのお家ってことあるかしら? と訝しんでぐるぐる。 これがびっくりしたことに 一つのお家だったんです。 玄関前に突ったって待っていると 中から綺麗な着物姿のお弟子さんが2人出てきて 母屋の裏口で荷物を置き また庭に出て奥に連れて行かれる。 立派な庭の奥にひっそりした数寄屋造りの 茶室が見えてきました。 その脇の路地の突き当たりに 腰ほどの高さのあるツクバイがあり 水がちょろちょろを流れて 柄杓と、茶巾の真新しいのが 畳んで積み重ねてありました。 邸内は撮影禁止なので 写真は撮れませんで この写真は昨日近所のお寺で撮った桜ね。b3ce3ec2-625d-431f-a620-511361f7311f
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