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「亀の世間」
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こんばんは😊
いつもお越しくださり
スター🌟コメント📝素敵なスタンプ💓
励まされ、勉強にもなり
どうもありがとうございます。
さて、お墓参りの帰りです。
息子が幼稚園の頃、この田舎に遊びに来て
オタマジャクシをとったり
スジエビを掬ったり
楽しくお遊んだ田んぼの脇を通りました。
なだらかな山裾の傾斜地で
３枚くらいに田んぼが
カーブに沿って
いかにも長閑な棚田になっていました。
今は田んぼは作ってなくて
ただに空き地になってしまいましたが。
そこの前を車で通り過ぎる時
田植え前の水の入った田んぼで
遊ばせてもらったの覚えてる？
と息子に訊いてみた。
「うん、じいじがゴム長靴買っといてくれてね
でも楽しくて、すぐ裸足になっちゃた」
田んぼの持ち主は、そのすぐ脇の農家ですが
亡くなった父は、その農家に菓子折り持って行って
『来週、東京から孫が来るから
田んぼで遊ばせてやってくれ』って
頼みに行ったと、後で聞いた。
そうやって
私たちの遊びに行く前にロケハンして
いろいろ準備をしていた父だった。
「俺が何しても褒めるじいさんだったなー」
酒乱の気のある放蕩男も
じいさんとしてはそんな感じだった。
宮本常一の「忘れられた日本人」を
オーディブルで聴いてる。
宮本常一のお祖父さんという人の話がある。
その中の「亀の世間」というエピソードが
特に好きです。
山の上の井戸の中に住んでる亀を巡って
お爺さんと孫のエピソードだけど
聴くたびに、何とも言えない気持ちになる。
亀のことが、元々好きだけど
もっと好きになっちゃうし
お祖父さんと孫って、親子とも
お祖母さんと孫とも
また違う絆なんだな、と思う。
我が家のカメたち
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